「水」を通して地球環境の改善を
環境問題に関する話題や商品は今、世の中に山のようにあふれている。 だが、「環境とはなにか?」という根本的な問題を一人ひとりが真剣に考えた時、多くの人が頭に思い浮かべるのは「水」をテーマとした諸問題ではないだろうか。人間のおよそ60%は水分であるし、その人間が住む地球をおおっている大部分は水であるのだから......。
『Vigor25』とは
「私どもが開発した 『 Vigor25 』 は、 現在世の中に数多くある 水をきれいにする装置とは根本的な原理・仕組みが違っています。 それは、 汚水中の有害物質をフィルターに通すことにより、 除去・分解するような装置ではないからです」 同製品の開発・販売を行っている ILS(株)代表佐藤晋一氏はこう話し、言葉を続けた。
「『Vigor25』は浄水器ではなく、湧水生成装置なのですから」 同製品が生まれた背景には、福島にある農業ビジネスを行っている会社の力が大きいという。その会社では、年々元気がなくなっていく農作物に活力を与えようと、土壌改良に努めたそう。結果、炭の力を使って成功。その会社が次に取り組んだのが、農作物の成長には土と同じくらい大切な水の改良だというのだ。そして、その結果誕生したのが『Vigor25』の原型製品になるというのである。 「昔は、洗剤など使わないで食器も衣服も身体も洗っていたわけです。そして、それが普通だった。 もちろん別に不潔でもなかったわけです。ですが、現代の蛇口から出てくる水ではそうはいかないですよね。 なぜでしょうか? それは、水そのものの元気(活力)がなくなったからに他ありません」 『Vigor25』の原理は、「水が持っている本来の力を呼び起こすこと――」代表は取材中に何度もこの言葉を繰り返した。
「家庭排水から化学物質をなくしたい」というコンセプトを掲げ
同社は2009年2月に、前述した佐藤代表と研究所長である中田芳智氏が設立した。 両氏は環境問題に携わっていた前会社時代の仲間であり、なかでも水処理の観点から、環境問題の改善に取り組んでいた同志である。 そんな2人が、より環境問題に貢献したいとの思いから設立した会社なのだ。 「『Vigor25』の元となった製品を開発した企業は、あくまで農業分野での利用が目的です。 ですが、私たちはこの装置の原理を使えば、長い間取り組んできた環境問題を改善することが、 一般家庭のレベルにおいて可能だと思いました」 佐藤代表は福島の会社に連絡をとり、 「ぜひ『Vigor25』の原理を利用した製品を世に広め、水を介して環境問題に広く貢献したい」と打診したという。 こうして、家庭排水から洗剤(化学物質)をなくすことをコンセプトとした、家庭用湧水生成装置『Vigor25』は誕生したのである。
1本のパイプに込められた思いと技術
同製品を持たせてもらったが、非常に重い。 その訳は2つある。 1つ目は一般的な浄水器と違い、 半永久的にメンテナンスフリーのため、取り付ける場所が水道メーターの脇であること。 つまり、 浄水器設置場所として私たちがイメージする、キッチンやお風呂場ではなく、 屋外の地面中だというのだ。頑丈なわけである。
2つ目が水の活性化を促すノウハウ部分。 「パイプの中には伝統的な土製の窯で焼いた、特殊な陶片がたくさん詰まっています。 この物質が『Vigor25』の心臓部になるのですが、この焼き物の中には30種類を超える植物の炭(黒焼き)を、 3ミクロンという微小な大きさにして練り込でんであるんです。 ただの炭や類似品的なセラミックでは、時間がたつにつれいずれ溶けてしまうのでメンテナンスが必要。 ですが、『Vigor25』ではその手間が全くありません。この技術が非常に大きいんですよ」 佐藤代表は『Vigor25』の原理・ノウハウについてこう説明し、同技術が確立するまでには約10年もの歳月が必要であったことを話してくれた。 また、炭の持つパワーを利用しているといっても、原理そのものは一般的な浄水器とは異なるそうだ。 「炭は多孔質。その多くの穴の中に有害物質を貯めることにより、ろ過機能を発揮します。 これが一般的な浄水システムです。ですが、『Vigor25』で利用している炭のパワーは、人間の目では見ることができない、 焼き肉などでご存じの遠赤外線になります。ですから、従来の浄水器にないパワーと持続性があるわけですよ」(研究所長 中田氏) ――百聞は一見にしかず。 実際に体感してみると、とてもよく分かりますよと説明する中田氏はこう言葉を続けた。 「食器を洗っても手が荒れるどころか、逆につるつるになりますからね(笑)。 当然ですが、私はこの商品を使い始めてから、洗剤はもちろん、身体を洗う際も一切石鹸やシャンプーを使っておりません」
まずは人々の意識改革から
現在住宅メーカーへの営業を中心に販路・販売を増やしているという同社。住宅を販売する際に『Vigor25』が設置してあれば、それは家の付加価値になるだろうし、昨今「ロハス」な生活を実践する若い世代が増えているので、ビジネスチャンスも多いにあるだろう。 ただ、ロハスという言葉はバズワードになりつつあり、若干認識がずれている感もある。そのことを踏まえ、 「――温故知新。 究極のロハスとは、オーガニック製品で囲まれた生活でしょう。 つまり、化学物質がないということです。 『Vigor25』を導入すれば、家庭内の水に関わる全てがオーガニックになります」 両氏は自分たちが開発した商品が、 いかに優れている製品であるかと同時に、 現代人にマッチしている商品であるかを強くアピールする。だが......。
「ですがね、現実問題として石鹸やシャンプー、 あるいは洗剤なしで身体や食器がきれいになるとは、多くの人が理解していないわけです。 ですから、オーガニック石鹸という商品があるわけで......。まずは、この辺りの意識改革から行わないと」 「究極のオーガニック洗剤はなにか?」 そう問われたら、『Vigor25』を知っている者であれば、同製品の名を挙げるだろう。同製品が広く認知されることを願う。
「水」を通して地球環境の改善を
環境問題に関する話題や商品は今、世の中に山のようにあふれている。
だが、「環境とはなにか?」という根本的な問題を一人ひとりが真剣に考えた時、多くの人が頭に思い浮かべるのは「水」をテーマとした諸問題ではないだろうか。人間のおよそ60%は水分であるし、その人間が住む地球をおおっている大部分は水であるのだから......。
『Vigor25』とは
「私どもが開発した 『 Vigor25 』 は、
現在世の中に数多くある
水をきれいにする装置とは根本的な原理・仕組みが違っています。
それは、
汚水中の有害物質をフィルターに通すことにより、
除去・分解するような装置ではないからです」
同製品の開発・販売を行っている
ILS(株)代表佐藤晋一氏はこう話し、言葉を続けた。
「『Vigor25』は浄水器ではなく、湧水生成装置なのですから」
同製品が生まれた背景には、福島にある農業ビジネスを行っている会社の力が大きいという。その会社では、年々元気がなくなっていく農作物に活力を与えようと、土壌改良に努めたそう。結果、炭の力を使って成功。その会社が次に取り組んだのが、農作物の成長には土と同じくらい大切な水の改良だというのだ。そして、その結果誕生したのが『Vigor25』の原型製品になるというのである。
「昔は、洗剤など使わないで食器も衣服も身体も洗っていたわけです。そして、それが普通だった。
もちろん別に不潔でもなかったわけです。ですが、現代の蛇口から出てくる水ではそうはいかないですよね。
なぜでしょうか? それは、水そのものの元気(活力)がなくなったからに他ありません」
『Vigor25』の原理は、「水が持っている本来の力を呼び起こすこと――」代表は取材中に何度もこの言葉を繰り返した。
「家庭排水から化学物質をなくしたい」というコンセプトを掲げ
同社は2009年2月に、前述した佐藤代表と研究所長である中田芳智氏が設立した。
両氏は環境問題に携わっていた前会社時代の仲間であり、なかでも水処理の観点から、環境問題の改善に取り組んでいた同志である。
そんな2人が、より環境問題に貢献したいとの思いから設立した会社なのだ。
「『Vigor25』の元となった製品を開発した企業は、あくまで農業分野での利用が目的です。
ですが、私たちはこの装置の原理を使えば、長い間取り組んできた環境問題を改善することが、
一般家庭のレベルにおいて可能だと思いました」
佐藤代表は福島の会社に連絡をとり、
「ぜひ『Vigor25』の原理を利用した製品を世に広め、水を介して環境問題に広く貢献したい」と打診したという。
こうして、家庭排水から洗剤(化学物質)をなくすことをコンセプトとした、家庭用湧水生成装置『Vigor25』は誕生したのである。
1本のパイプに込められた思いと技術
同製品を持たせてもらったが、非常に重い。
その訳は2つある。
1つ目は一般的な浄水器と違い、
半永久的にメンテナンスフリーのため、取り付ける場所が水道メーターの脇であること。
つまり、
浄水器設置場所として私たちがイメージする、キッチンやお風呂場ではなく、
屋外の地面中だというのだ。頑丈なわけである。
2つ目が水の活性化を促すノウハウ部分。
「パイプの中には伝統的な土製の窯で焼いた、特殊な陶片がたくさん詰まっています。
この物質が『Vigor25』の心臓部になるのですが、この焼き物の中には30種類を超える植物の炭(黒焼き)を、
3ミクロンという微小な大きさにして練り込でんであるんです。
ただの炭や類似品的なセラミックでは、時間がたつにつれいずれ溶けてしまうのでメンテナンスが必要。
ですが、『Vigor25』ではその手間が全くありません。この技術が非常に大きいんですよ」
佐藤代表は『Vigor25』の原理・ノウハウについてこう説明し、同技術が確立するまでには約10年もの歳月が必要であったことを話してくれた。
また、炭の持つパワーを利用しているといっても、原理そのものは一般的な浄水器とは異なるそうだ。
「炭は多孔質。その多くの穴の中に有害物質を貯めることにより、ろ過機能を発揮します。
これが一般的な浄水システムです。ですが、『Vigor25』で利用している炭のパワーは、人間の目では見ることができない、
焼き肉などでご存じの遠赤外線になります。ですから、従来の浄水器にないパワーと持続性があるわけですよ」(研究所長 中田氏)
――百聞は一見にしかず。
実際に体感してみると、とてもよく分かりますよと説明する中田氏はこう言葉を続けた。
「食器を洗っても手が荒れるどころか、逆につるつるになりますからね(笑)。
当然ですが、私はこの商品を使い始めてから、洗剤はもちろん、身体を洗う際も一切石鹸やシャンプーを使っておりません」
まずは人々の意識改革から
現在住宅メーカーへの営業を中心に販路・販売を増やしているという同社。住宅を販売する際に『Vigor25』が設置してあれば、それは家の付加価値になるだろうし、昨今「ロハス」な生活を実践する若い世代が増えているので、ビジネスチャンスも多いにあるだろう。
ただ、ロハスという言葉はバズワードになりつつあり、若干認識がずれている感もある。そのことを踏まえ、
「――温故知新。
究極のロハスとは、オーガニック製品で囲まれた生活でしょう。
つまり、化学物質がないということです。
『Vigor25』を導入すれば、家庭内の水に関わる全てがオーガニックになります」
両氏は自分たちが開発した商品が、
いかに優れている製品であるかと同時に、
現代人にマッチしている商品であるかを強くアピールする。だが......。
「ですがね、現実問題として石鹸やシャンプー、
あるいは洗剤なしで身体や食器がきれいになるとは、多くの人が理解していないわけです。
ですから、オーガニック石鹸という商品があるわけで......。まずは、この辺りの意識改革から行わないと」
「究極のオーガニック洗剤はなにか?」
そう問われたら、『Vigor25』を知っている者であれば、同製品の名を挙げるだろう。同製品が広く認知されることを願う。
文章・写真:杉山 忠義
http://tadao-factory.com/
東京都豊島区東池袋2丁目63-18